熊スプレーで熊を撃退(熊との遭遇・襲撃に備える)

クマの被害が多発しています。

全国防犯マップで「クマ」に関係する事件を検索↓
http://ksp-web.jp/mt/mt-search.cgi?IncludeBlogs=2&search=%A5%AF%A5%DE

クマに用心というと山登りやキャンプ、山間部の野外作業といった印象がありますが、実際に事件をチェックしていると傾向がまるで違います。

確かに山間部では当然クマに遭遇する事もあるのでしょうが、事件にまで発展しないようであまりニュースになりません。
問題は市街地や農村など「ヒトの生活圏」に出てきたクマです。
クマは本来里山(※1)を境界としてヒトの生活圏には近づかなかったようですが、自然界の食料不足や里山の減少など様々な理由から、やむを得ずヒトの生活圏に侵入しているようです。

※1 里山とは山村の集落や農村周辺の管理された雑木林などのエリア。管理され見晴らしのよい雑木林は野生動物とヒトの生活圏との境界線としても機能していました。

事件になるのはヒトの生活圏

本質的に臆病といわれているクマ(もちろん野生動物の攻撃力は破壊的です)は、わざわざ危険を冒してまでヒトの生活圏に侵入しようとは思わないハズです。
なのになぜ市街地に現れ、会社や病院に侵入し、ヒトを襲うのでしょうか。
一番有力な理由は「自然界の食料不足」です。
自分の行動圏に十分なエサがなく、追い詰められ、本来避けるべき人間社会にまでエサを求めて侵入してくるのです。
市街地に現れたクマは、その時点で切羽詰っていると思って間違いないでしょう。
もちろんヒトを襲ったり、ヒトを獲物と考え食べるのが目的というわけではありません。
その証拠に喰われて殺されたというニュースは聞きません。
エサを求めさまよい、そして人間に出会い、自己防衛のため(又は本能的に)にヒトを襲うという結果になるのだと思います。
登山などでクマに出遭う場合、ヒトはクマに出遭ったと言いますが別の見方をすると、ヒトが自らの意思でクマの生活圏に侵入していったとも言えます。その場合、クマには縄張りや子グマを守る防衛本能が働く場合もあります。
市街地などヒトの生活圏で出会うクマは、最も避けたい人間社会に自ら侵入してくるのですから、登山などで出遭うクマより危険と考えたほうがいいでしょう。

使えないクマの撃退方法

一般的にいろいろな方法が紹介されています。

各自治体がアナウンスするクマ避けの王道はこれです。

クマに出遭ったら背中を向けず、目をにらんだままゆっくり後退しましょう

後ろを見ずに後ろに歩きましょうというわけです。
そしてどれくらい離れたら安全なのかには一切触れていません。

その他の方法としては

クマ避けのスズをつけましょう(クマに存在を知らせ、逃げるのを期待する)
大声で歌を歌いましょう(同上)
音量を上げた携帯ラジオを持つ(同上)

大きな音をたてながら歩いて、周囲の音に耳を貸さずに歩きましょうという事ですね。
人間にも聴覚があり、物音で危険を察知できるかもしれないのにそれを放棄しましょうという事です。
遠くで何かが動く音、枝が踏まれ折れる音、茂みがかき分けられる音、それらに耳を済ませずに安全な山歩きなど絶対に無理です。

そして論外なのがこちら。(半分は迷信の域です)

木に登る(クマは木に登ります。木を揺らします。)
死んだフリ(そんな事でクマが私たちに興味を失ったりしません)
鼻先にパンチ(その前にクマのカギ爪で大怪我します。クマの手は長いですから。)

まさかこのような方法が効くと信じている方はいないと思います。

最後に唯一実用的な方法があります。

人がぎりぎり入れるくらいの小さな洞穴に逃げ込む

たまたま偶然自分は通れるけれどクマが通れないような小さな洞窟があり、たまたまクマより先に洞窟に避難でき、洞窟内にヘビなど先客がいなければ助かる可能性があります。

真剣にクマに備えるなら

方法は限られています。

それは熊スプレー(熊撃退スプレー・熊よけスプレー)の携帯です。

対人用として「催涙スプレー」と呼ばれているこのスプレーは、主成分がOC(自然由来のカプサイシン)で出来ており、ヒトを始めあらゆる動物に効果があります。

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噴射距離はある程度の風があっても5mは飛びます。
主に目や鼻に激痛を与え、目を開けることが出来ません。
その効果は数時間持続します。
例えクマであってもそれは例外でなく、目が見えないクマはヒトを追う事が出来ません。
成分は自然由来で自然界に害はありませんし、噴射を受けたクマも数時間で正常に戻ります。
殺したり怪我をさせる心配はありません。

催涙スプレー(熊スプレー)は大袈裟だとお考えの方は、もう一度以下の記事を見てください。

全国防犯マップで「クマ」に関係する事件を検索↓
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短期間でこれだけの方々が被害にあい、怪我をし、何一つ対抗手段を持っていなかったのです。

自分を守るためでもありますし、同行者など襲われている(襲われそうになっている)人を助けるためでもあります。
少しでも熊に遭遇する可能性のある場所に行く時、付近で熊の目撃例があった時などは、どうか真剣に催涙スプレーの導入をお考え下さい。

熊に適したスプレー
標準タイプ B-610(上記写真のスプレー)
小型タイプ B-609

※本来対人用の本格タイプです。もちろん護身用としてヒトにも使用出来ます。米軍の厳しい要求性能にパスして採用されている世界基準の超一流催涙スプレーです。クマの撃退は命がけの瞬間勝負なので、このような即効性のある本格的な催涙スプレーが最も適しています。

出来れば人が周囲にいない場所で、練習のために噴射しておく事をお勧めします。
催涙スプレーの噴射距離や噴射力に慣れておき、ぶっつけ本番は出来るだけ避けて下さい。


防犯専門店KSP 店長 白石

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